2020年1月30日木曜日

マウガニエラとディプロソマ



1月も終わり2月になろうとしています。
晴れていると陽がどんどん長くなっているのが外にいるとよくわかります。
大西が吹き荒れたのに水温はそこまで冷たくもなくあまりにも水を欲しがってしまっているプラティケリウムに水を与え夜も外に出しっぱなしの今日。暖かいです。
でもやっぱり2月は冷え込むのかな?いゃ、それにしても暖かい。
 海辺の植物も元気です。

 アロエとメセン。
マウガニエラとディプロソマのこと。
とても小さくて透明なメセン科の植物の話です。
自分で種を蒔いていて数年育ててずっと疑問に思っていた植物のことなのですが、数年育てていて何が違うのかまったく区別ができませんでした。種子を輸入したときはちゃんと別々のパケできて名前も違う。先方が間違えたのかな?とも思ったりもしていたのですが、ようやくその違いがわかるようになってきました。

Maughaniella luckhoffii マウガニエラのルックホフィ。
まずこちらはお正月くらいに一斉に先に花を咲かせました。葉は立ち上がり丸みを帯びたチューリップのような形をしています。
 こちらは二株になりました。
 Maughaniella luckhoffii

Diplosoma retroversum(Baboonskoik産とあるがこの地名はあっているかわかりません。探しても見当たらないのです。)ディプロソマのレトロベルスム。
こちらはマウガニエラに対して花は今頃一斉に花を咲かせます。花の色や大きさなども一緒なのがずっと惑わせられていました。葉の形に違いが出てきた今シーズン。こちらは葉に窪みが入りちょっと寝そべるような形になってきます。ってこの写真じゃわかりにくいかな?
 花はこんな感じ。
変なところから子株と花芽が出てきました。
変な形のも一株だけできあがりました。
Diplosoma retroversum

今シーズンは数も少ししか出せませんでしたがこちらが上手くいけば来シーズンまたは来来シーズン出せるようになると思います。って言いたいところなのですが、、、たくさん腐らせるような気がしてなりません。最初実生した時がそうだったから。次は上手く行くと自身をつけたいところなのですが小さいうちは何しろ難しい。夏には葉が無くなるから経験上このサイズでも水を絶ってしまった方が良さそうな??
安く出せるようにがんばります。

このカードは1930年代のイギリスのウエストミンスターのタバコカードでパイプタバコの葉缶の中に入っていたかわいい南アフリカの多肉植物のものです。
この当時はマウガニエラはモニラリアに統合されていたようです。確かに葉の休眠期の無くなり感は一緒です。もしかしたらディプロソマもこの仲間だったのかな。
そこからこの二つが更に別々になり、、。ちょっと謎な植物です。
 南アフリカのvanrhynsdrop(バンラインスドルプ)に自生していて現地でもこの当時この植物を見かけたのは2,3回しかないようでこんな柔らかくジューシーで小さな植物どうやって自生しているのか見てみたいものです。
それにしてもこのカードかわいくて便利だな。