2024年7月3日水曜日

魅惑のリドレイ



Platycerium ridleyi プラティケリウム リドレイ

東南アジアの自生地では宿り木のように意外にも細い枝に大きな株が着生しています。
大きな木に着生していたオーストラリアのスパーバムとはちょっとその辺が違く、きっと生で見たらゾクゾクと興奮してしまうだろう。
現在はミャンマー南東部、マレー半島、およびタイ南部のチュムポン県に局地的に分布されているようで、ボルネオ島の東カリマンタン島、スマトラ島のアチェ州とジャンビ州低地熱帯林でも発見されているそうです。
地理的にスマトラ島はサーフスポットでもありわかりやすい。そして以前は行ったことのあるタイ南部のミャンマーに近いパンガー県にも多く生息していたらしい。私がジャングルをトレッキングした時はラフレシアに夢中でしたがいろんな植物を観察してたけどプラティケリウムは自生していませんでした。その代わり北タイのチェンマイを訪れた時沢山のプラティケリウムが市場に並べられていた中にリドレイがありました。
ジャングルの中を掻き分けてまた歩きに行きたい!
そういう気持ちにさせてくれるプラティケリウムとそういう気持ちにさせてくれる季節です。