2023年9月28日木曜日

コノフィツム ブルゲリ


先日お客さんがこんなに大きく育ちました。って見せに来てくれたブルゲリとマウガニー。
購入したのは一年前。
夏の置き場は外の軒下で半日陰。昨年雨でリトープスを失敗したので今年は棚の屋根に工夫をして上だけビニールをつけたようです。
水遣りなしの酷い雨の時ほんの少しかかったくらい。
皮は付いていたけど剥いた後。
とても綺麗でお見事です。
こちらのふたつはBinoweeの店ではなく温室管理のもの。
高温多湿40℃越えのビニールハウス扇風機あり。
夏場は水なしで9月になり涼しい日に少しづつ水を与えたもの。
皮あり、皮剥いたもの。
お客さんのと比べると明らかに違いが大きいのがわかり、お客さんの方が居心地よい環境で縮こまず夏を越したもの。
Binoweeの温室のは過酷な環境でかなり縮こまって光が強いので自分で遮光するために肌が赤くなったもの。
そして皮も真っ白い皮ではなく台風の豪雨でビニールハウスの床は水たまりができジメジメと黒カビみたいなのが生えたものでこれから徐々に水を与え膨らましていきます。
黒カビみたいなのは中はしっかり硬く剥くと右のようになります。
両方サイズは2.5cm~3cmなので断水にも耐えられました。
過酷な同じ環境ハウスで一年経たない実生のもの。
こちらは小さいので夏でも涼しい夕方に軽く水を与えていたもの。
よく何日置きに水を与えるのですか?
ということをまず聞かれることが多いのですが、水よりもまず置き場と夏場の風です。
私はそこで玄関はどっち方向にありますか?窓はどの方向にありますか?透明の窓ですか?
となんか風水の占いしているように聞こえますが、誰もがみんな同じ育て方をすると失敗することがあるかもしれないのでみなさんに同じことは言えませんがこういう環境が良いですよということを店でお伝えしています。
自分の育てている環境やサイズで育て方を変えることが重要です。
明日は十五夜。今日は南風で夏に戻ったように暑かったですがもう10月になります。
砂浜の裸足であっちっちは和らいで夜になれば虫が元気に鳴きだし冬型の植物の根が動き始まる。
夏は暑すぎて頑張れなかったのでこれから挽回していきたいと思います。


2023年9月7日木曜日

September


夏休みどうもありがとうございました。
何処に出かける訳でもなく、
ただただサーフィンして植物を眺めて体を休めていました。

9月になり陽も短くなり秋らしくなってきました。
浜に生える浜香(ハマゴウ)
お店の庭にある西洋ニンジンボクの仲間で薄紫の小さな花が咲き葉を揉むととてもいい香りがします。秋に実のる果実は生薬に。夏の開花期の葉や茎の灰汁は染料に。昔は葉をいぶして蚊やりにしていたり精油になる万能プランツ。
雨が降らなかった夏に砂の上で枯れ果てた植物もあったのですがこちらは強く元気で逞しくエネルギーを持つワイルドプランツ。
 
コノフィツム ラツム Conophytum ratum
こちらは栽培植物。甘やかさない過酷な環境で育てたものです。
暑い夏をしのぐ為自分で皮を被り遮光していましたが秋の開花が始まり膨らみだしてきました。焼けた肌がピンクで皮を剥いたところが緑色。
お店の営業時には咲いてくれて終わる頃閉じるという店のスタッフのような働き者です。



お店の営業が始まったら暑いだろうに。
と心配してくれ扇風機の差し入れ頂きました。
鴨川のインディアンサマーヒロシさんと息子さんどうもありがとうございます。
快適です。
ペンションを営んでいます。
HPはこちら→ https://i-summer.jp/
さぁ!季節に合わせて少しづつ活動開始です。