モニラリア実生5年株となりました。
ピシフォルミス、モリニフォルミス、オブコニカとそれぞれ特徴が出ております。
こちらはピシフォルミス。
三種の中でもっとも細かく群生するタイプです。写真は何株出ているでしょうか。
Monilaria pisiformis SH512 (Steven Hammer 512)
こちらはモリニフォルミス。
一枚目が成長始め。二枚目が成長して葉が長くなってきたもの。
コブが五つあり5年育ったのがよくわかります。ピシフォルミスに比べると少し体がしっかりしていて同じ年数でもそこまで枝分かれしません。
Monilaria moniliformis (南アフリカ 西ケープ州 クラヴェール Klawer)
最後がオブコニカ。モニラリア自体が小型の冬型塊根植物ですがその中でも大振りに育ち枝別れしづらいです。一番の特徴が横に倒れたい性質があります。
何株もある中この種類だけがみんな少し横たわって可愛いです。横たわるのにも何か意味があるのでしょう。三種の中でも成長が遅く小さい頃の性質が気難しかったです。
Monilaria obconica (南アフリカ 北ケープ州 Maerpoort )
同じ日に播種したモニラリアを三種類写真で比較できましたでしょうか。
お店にも出ているので実際に見て差を観察してみてください。
ちなみに一度もまだ開花はしていません。
葉っぱがキラキラしていて成長し始める時がウサギやVサインのようで面白いですがそこからは水のやり方は乾かし気味に育てますが一年で鉢の中が根がいっぱいになるくらい根の動きが速い小型の植物です。