古株の北米高山植物、月の童子の開花が始まりました。
サボテンの栽培は難しくなればなるほど面白くて最初から手懐けるのは至難の業。
何年か前にこの株の種子を採取し、けっこう収穫できたものの発芽したのはたった1個だけ。それも根だけが少し出ただけでそこからはうんともすんとも言わず消滅しました。
それから残った種子に雨に当ててみたり、寒さに当ててみたりしたけどどうも上手くいかず。
実生で育ててみたい気持ちとはウラハラに手ごわいやつ。
毎年花を咲かせてくれるこの株は接木なので生きていられるけど、そろそろ台木が弱ってきているので子供とって接ぎ直すか悩みどころ。
果たして上手く接げるのだろうか。
標高が高い場所に自生しているので成長期は春から夏になる前くらいの冷涼な季節。接木でも育成を抑制して堅作りに育てた方がいいようです。
Toumeya papyracantha
原産地:北米、北アリゾナ・ニューメキシコ